糖蜜由来のバイオエタノール廃水の適切な処理システムの開発

背景
石油や、石炭、天然ガスなどの有限エネルギーに対して、トウモロコシや、稲などの穀物から得られるバイオエタノールは、持続可能な代替エネルギーとして注目されている。しかしながら、その製造工程からは、高濃度の有機物や、窒素、リンなどを含む廃液が副産物として発生する。そのため、この廃液を放流するためには適切な処理を必要とするが、価格がバイオエタノール燃料の普及の大きな壁となっているため、安価で充分な処理能力のある処理システムが求められている。

そこで本プロジェクトでは、メタンガス回収が可能な創・省エネルギー型のUASBs/DHS法と、着色成分やリンの除去を目的とした膜処理を組み合わせたUASBs/DHS+膜処理システムを提案し、バイオエタノールの製造工程から排出される排水を高効率に処理できる高性能な水処理技術を創成することを目指しております。現在、沖縄・宮古島のバイオエタノール製造工場にパイロットプラントを建設し、処理水質やバイオガス等をモニタリングを行っています。

写真:パイロットプラント

Pattananuwat Narin、永田将弘、山下拓也

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