天然ゴム廃液を対象とした次世代型処理技術の開発(タイ)

現在、タイやマレーシアといった天然ゴムの主要生産国では、一般的な天然ゴム廃液の処理方法として硫酸を用いたゴム資源回収と生物安定池法が適用されています。しかしながら、生物安定池法は、広大な敷地面積や長い滞留時間、特に酸化池に関しては、曝気に莫大なエネルギーや発生する余剰汚泥処理コストを必要とします。さらに、嫌気性池から大気中へ放散されているメタンは、地球温暖化の促進に寄与しており大きな問題となっています。その他にも臭気等の問題も抱えています。

そこで本プロジェクトでは、生物安定池法に替わる次世代型処理技術としてUASBs/DHSシステムを提案し、天然ゴム廃液を高効率に処理できる高性能な水処理技術を創成することを目指しております。現在、タイ王国のゴム工場にパイロットプラントを建設し、処理水質やバイオガス等をモニタリングを行っています。

写真:パイロットプラントの全景

佐藤浩太、熊倉真也、山下拓也

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